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【IT技術者におすすめ】映画『Winny』ってどんな映画?あらすじや視聴した感想を紹介!

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ゲーム制作に復帰し、2025年から感受性などを高めるためにAmazonプライムビデオで様々な映画やアニメ作品を視聴中です。せっかく色々な映画やアニメ作品を視聴しているので、「感想など共有出来たらいいな」と想い、今回記事を書いてみることにしました!

今回この記事では、映画「Winny」について紹介します。日本で実際に起きたWinny事件を題材にした映画で、これからIT技術者になる人にオススメの作品です。この記事を読んで、映画を視聴してくれる人がいると嬉しいです!

また、この記事ではネタバレを含む可能性があるので注意してください。

 

映画「Winny」とはどんな映画?

映画「Winny」とは、実際に日本で起きたWinny事件をテーマにした映画です。Winnyの作者「金子勇」が、使用者の著作権法違反をほう助した疑いで逮捕されてから、裁判に至るまでが描かれています。

主演の金子勇役を務めるのは俳優の東出昌大。金子勇を演じるために18キロの増量や、弁護士と模擬裁判を行うなど徹底した役作りを行って撮影に挑んでいます。

基本情報

  • 作品名:Winny
  • 監督:松本優作
  • 脚本:松本優作、岸建太朗
  • 製作:伊藤主税、藤井宏二、金山
  • 音楽:Teje×田井千里
  • 撮影:岸建太朗
  • 編集:田巻源太
  • 制作会社:Libertas
  • 製作会社:映画「Winny」製作委員会
  • 公開日:2023年3月10日

キャスト

  • 金子勇:東出昌大
  • 壇俊光:三浦貴大
  • 桂充弘:皆川猿時
  • 浜崎太一:和田正人
  • 桜井恵子:木竜麻生
  • 林良太:池田大
  • 山本幸助:金子大地
  • 松山:阿部進之介
  • 伊坂誠司:渋川清彦
  • 比嘉誠:田村泰二郎
  • 北村文也:渡辺いっけい
  • 金子勇の姉:吉田羊
  • 秋田真志:吹越満
  • 仙波敏郎:吉岡秀隆

 

映画「Winny」のあらすじ

2002年、東京大学で特任助手を務めていたプログラマ金子勇(東出昌大)は、ファイルを共有が容易にできるソフト「Winny」を開発。P2Pという技術を使い、データを共有する本人同士が直接データをやりとりするシステムとなっており、一気に日本で広まります。

しかし、Winnyを使用して映画やゲームなどを違法アップロードする者が現れ、多くの若者がダウンロード。次第に社会問題へ発展。違法アップロードした人達が著作権法違反で逮捕されていくが、2004年に開発者の金子も著作権法違反幇助の容疑をかけられ逮捕されてしまう。

「殺人に使われた包丁を作った職人は逮捕されるのか?」金子逮捕の報道を受け、壇俊光(三浦貴大)は弁護を引き受けることになり、弁護団を結成。技術者の未来と権利を守るため、金子勇と共に権力やメディアと戦っていく…。

 

知っておくと楽しめる知識

映画「Winny」を見るうえで事前に知っておくと楽しめると思う知識を紹介します。

Winnyとは

Winnyとは2002年に金子勇によって開発されたP2P技術を応用したファイル共有ソフトです。Winnyが登場する前は、既にWinMXというファイル共有ソフトが出回っており、WinMXの後継という意味を込めてMXの2文字を一文字ずつ進めたWinNYという名前にしたと言われています。

WinMXは動かすのにサーバーが必要なソフトウェアです。対してWinyyではサーバーを必要としません。既にWinMXでは違法アップロード者が逮捕されていたことや、サーバーを必要としない国産のソフトウェアという点から、Winnyに乗り換える人が続出し、多くの人が利用するソフトウェアとなりました。

Winnyが公開されてから、違法アップロードやコンピュータウイルスによる個人情報や機密情報の流出などの社会問題に発展。当時内閣官房長官の安倍晋三氏が会見でWinnyの使用中止を呼び掛け話題になりました。

P2P(ピア・ツー・ピア)とは

P2Pとは、ネットワークに接続されたコンピュータ同士が、サーバーを介さずに直接通信する通信方法を言います。正式名称は「Peer to Peer」です。

ここ最近ではLINEやSkypeなどのIP電話や、格闘ゲームのオンライン対戦機能にもP2Pが使われています。

 

映画「Winny」を見た感想

映画「Winny」を見た感想を紹介します。僕は評論家でもないですし、頭も悪いので考察とかあまり得意ではありません。シンプルに思ったことを書こうと思います。

実際に起きた事件だからのめり込めた

Winny事件は実際に起きた事件なので、のめり込んで映画を視聴できました。

今から20年近く前の話で、当時の自分は小学生か中学生ぐらいの頃でWinnyの存在を知っていましたが、作者が逮捕されたという話は覚えていませんでした。映画なので多少脚色されていると思いますが、「こんなこと起きてたのか」とのめり込むことが出来ました。

東出昌大の演技が良かった

あまり演技が上手いとかよくわからないのですが、記者会見で話していた実際の金子勇に話し方がそっくりだったので、上手だと思います。大好きな姉と連絡が取れない時や大好きなプログラムが書けなくて葛藤するシーンは印象的です。「やっぱ天才って少し変わってるよな~」とも思えるぐらい良い演技でした。

皮肉が効いてて良かった

映画「Winny」では、金子勇側の裁判の話と、裏金作りをしている腐った警察の話が並行して展開していきます。警察に逮捕された金子勇は「Winnyの欠陥を直したい」と弁護士に懇願するが止められてしまいます。

結果として、警察は裏金の情報がWinnyによって流出してしまい、大問題に発展。無罪の開発者を逮捕したことで警察が苦しめられるという皮肉が効いてて良かったです。

 

まとめ

今回は、映画「Winny」について紹介しました。今のIT技術者がソフトウェアなどを気軽に公開できるのは、金子勇のおかげと言っても過言ではないでしょう。

上手く紹介できているかはわかりませんが、Amazonプライムビデオで視聴可能なので、興味のある方はこの機会に映画「Winny」を視聴してみてはいかがでしょうか。

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