誰しも一度はある「怒られる」こと。朝家から出る時に、「上司に怒られるのが嫌で仕事に行きたくないなぁ…」「先生に怒られるのが嫌で学校に行きたくないなぁ…」って思っている人もいるのではないでしょうか。
実はそれ、「怒られている」のではなく「叱られている」可能性があります。
この記事では「怒られる」と「叱られる」の違いについて紹介します。この違いを理解すれば、何かを言われた時にもメンタルを保ちやすくなるかもしれません。
怒ると叱るの違いとは
先に結論から言うと、怒ると叱るの違いは相手への思いやりがあるか無いかです。怒ると叱るそれぞれの意味を紹介します。
怒るの意味
「怒る」は、自分の感情をぶつけて苛立ちから感情が荒れる状態です。相手の気持ちを考えずに自分の気持ちを感情的にぶつけるため、自分本位の行動と言えます。
叱るの意味とは
「叱る」は、相手のためを思いアドバイスや注意することを指します。相手の悪い点を指摘して注意することで、相手の成長を促します。次の改善に繋げる教育的な目的がある他人のための行動と言えます。
違いを理解すれば相手との距離感も考えられる
先ほどの説明で、「怒るは自分本位」「叱るは相手を思いやっている」ということがわかりました。実際に上司に言われた際に、自分のことを思ってくれているのか、そうでないのかを考えましょう。自分のことを思ってくれる人の場合はそのまま着いていけばいいですし、思いやりがなく怒鳴り散らかすような人とは距離を置くようにすると、精神的にも安心です。
言われたことに対して感情的になった時に「怒られた」のか「叱られた」のかを一度考えると冷静にもなれるし、相手の距離感も考えられるのでオススメです。
さいごに
今回は「怒る」と「叱る」の違いについて解説しました。職場で上司に言われた時、それは「怒っている」のか「叱っている」のかを一度考えるようにすると、メンタルを保てることでしょう。
逆に言う側の場合は、部下が何かをした時に自分が「相手を思いやって叱っている」ことを心掛けてください。あくまで叱られているのかを判断するのは相手側なので、伝わらない場合もあります。ですが、自分が「相手を思って叱っている」という気持ちが無いと、そもそも伝わらないので気に掛けるようにしましょう。
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